昨日は真夏の暑さの甲府に行き産業支援機構で打ち合わせをしました。疫病騒動がなくても大廃業時代を迎える日本では産業の再生は大きな課題です。旅館再生に関して言えば金利償却前利益(GOP)のP/L的な再生と、GOP以降のB/S的再生があり、前者は利益が出るまで売上を上げるかコストを下げればよいので、答えが間違っていなければあとはやり抜くしかありません。問題は後者で宿泊産業という枠組みでこの問題を解決することの難易度は高く、産業の枠組みを超えた視点が必要だと思います。もっとも有望視されるのがワーケーション的アプローチですが、日本中に空き家があり余る現状を考えると大半がコモディティになる危険性があります。人口が減少する日本でインバウンド再開の目処が立ちにくいなかで必要なのは、教育や健康など個人にとっての投資的価値を付加することだと思います。日本の地方にはその受け皿になる魅力的な資源が豊富に存在するのですが、大半の観光協会やDMOは昔ながらの集客PRなど断片的な要素でしか機能していないことが問題でしょう。