心を壊すパチンコ依存

自粛する社会で悪者にされるパチンコですが、余暇産業に占める市場規模は飲食と並び最大規模です。世界のカジノ市場の売上10兆円に対して日本のパチンコだけで16兆円あるとされ、同時に日本はギャンブル依存症大国です。先進国のギャンブル依存症がいずれも1%台かそれ以下なのに対して日本は3.6%と世界最高レベルです。パチンコの参加人口が減っても売上が大きく落ちないのはこのためでしょう。IRは実質的な賭博の合法化であり税収は期待できるかもしれませんが、政治家や役所の利権拡大になるばかりかギャンブル依存による不幸を拡散します。IR推進派はシンガポールを成功事例としますが、中国並の監視社会と日本を同列に論じることには無理があります。会社の金の使い込みの原因はたいていギャンブル依存により膨らんだ借金です。ギャンブル依存症の治療に米国で使われるオピオイドはそれ自体が依存症を増やし、製薬会社と政治家が汚職関係で結びつき社会問題化しています。ビジネスにとって最も望ましい方法は客を依存症にすることですが、人は強い恐怖にさらされると急性ストレスで前頭前野の機能が弱り思考を停止して何かに依存したくなります。最も警戒しなくてはならないのは絶え間ないプロパガンダで大衆を扇動したナチスのような組織の再来でしょう。

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