人の責任を受け入れる日本人

昨日羽田から乗った飛行機の出発が30分遅れ、客室乗務員に遅れた理由を聞いても出発準備の遅れとしか答えません。ここがJALの素晴らしいところですが、その後別のCAが出発便のゲートに他の飛行機が止まっていたことが遅れた理由だと教えに来てくれます。しかし始発便にも関わらずゲートに別の飛行機が止まっていた理由は、聞いていないのか言えないのか教えてくれません。以前外資系企業で働いている頃に感銘を受けたのは、再発防止のために原因追求を徹底する姿勢です。日本企業の場合、だれかの責任が問題視されることを回避するために原因追求の手を緩める傾向があります。忖度、遠慮、和をもって尊しの精神は日本の良さであり同時に経営改善の観点からは致命的な弱点だと思います。責任追求をすれば誰かを敵に回すことでエネルギーを使いますし、仲間はずれにされることを極度に恐れる日本人は適当なところで問題に蓋をするか泣き寝入りします。飛行機が遅れたことより遅れた原因が放置されることに腹が立ちます。到着地の空港に近づくと普段の高度より低く、通常は空港をだいぶ行き過ごした地点で旋回をするのですが、空港のわずか手前で旋回して空路を短縮します。人の責任であっても何とかしようとするのが日本の美点なのかもしれません。

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