災害復旧の先進国


31年前の大震災の日も、地下鉄サリン事件の日も、その日どこで何をしていて、どんな光景を目にして何を思ったのかを、はっきりと記憶しています。とくに阪神・淡路大震災の日は松江に行った帰路で、神戸に泊まるか奈良に泊まるか迷った末、奈良ホテルに泊まったことに幸運を感じます。地震で目が覚め高い天井の木製の壁がゆがむのを見ました。一部のガラスが割れ、ダイニングで朝食をしているときに余震があり、女性スタッフが悲鳴を上げて逃げます。常に災害に直面する日本は、災害復旧の先進国でもあると思います。地震のあと、あらゆるライフラインを人知れず支える多くの人の努力によって、われわれは不自由のない日常を迅速に取り戻すことができることは忘れてはならないのでしょう。福島原発のような巨大災害に限らず、日々の降雪に対しても夜を徹して働く人への感謝を常に持ちたいものです。

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