




ソウルに来た目的はサウナの源流とも言えるスッカマの構造を見ることですが、ほかに聖水洞のリノベーション商業施設と梨泰院のライフスタイルホテルの視察です。梨泰院は3年前に159人が亡くなったハロウィンの悲惨な事故の現場ですが、傾斜は10%程度で一見して危険な感じがなく、当日の人の過密が異常なものだったことが伺えます。ホテルは1980年代のアメリカのブティックホテルの源流の一つであるモンドリアンで、今はアコーの商品ラインです。当時のブティックホテルの大半はグローバルホテルチェーンの傘下に組み込まれましたが、アコーはチェーン化によりホテルが退屈になることを避けるために、運営を完全に切り離したことは賢明でしょう。1980年代にオリンピック目当てに開業したホテルを140億円で買い取ったのは中堅ゼネコンで、これは自社の施工技術とリノベーション物件の実績に関する最高のショールームと言えそうです。