縄文から江戸へ

昨日は法事で妻と広島に来ました。東京からは車で10時間ほどかかりますが、燃料費と高速代は一人9,000円で、飛行機の移動と疲労感は変わらず、何よりもラブラドールと同行できるメリットがあります。広島平和記念資料館は欧米人インバウンド客であふれかえりますが、誰もが押し黙ったままの館内は静まりかえり、すすり泣く人もいます。膨大な喪失、凄惨を極める受け入れ難い状況に直面することなく、戦後80年もの平和を自覚なく満喫しながら、平和の尊さを語る愚かさを感じます。心の執着と暴力性を浄化して、いくら個々人が絶対の平和を願おうが、現状線の変更を企てる専制政治国家と、市民に対する無差別殺戮を行った国が牛耳る国連に平和をもたらす力はありません。平安時代の390年、江戸時代の270年、縄文時代に至っては1万年以上にわたり、世界にも類を見ない平和な社会を築いた先人の知恵を、再評価すべきではないかと思います。

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