新しい自然との関わり方

最近の趣味は庭仕事です。よく行く南会津町の土地は、大半がしばらく放置されていた農地で、雑木を切り藪を払うと起伏のある地形が現れ、日の光が差し込む明るい林になります。人間が関わり自然に最小限の手を加えることで生まれる空間は美しく、改変されて作られた庭に負けず劣らず癒される場所になります。手つかずの自然も魅力的ですが、程よく人の手の入った自然に近い庭を持つことは、都市の猥雑さを避けたい人間にとって理想の暮らしに見えます。自然の素晴らしさに大小、濃淡の違いはなく、遠く海外や山の奥地まで行かなくても、自分の家の小さな庭にも同様に感動がある気がします。日本では日々限界集落が消えゆき、廃村化しています。こうした土地が再野生化し自然に埋もれて行くのも悪くありませんが、コンパクトシティ化する都市部に対し、オフグリッド化することで新しい自然との関わり方に可能性を感じます。

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