理想を失うとき人は老いる

OECDが世界81カ国・地域の15歳69万人を対象に実施した学習到達度調査によると、日本は読解力で3位、数学的応用力は5位、科学的応用力は2位と、いずれも前年より大きく回復したと言います。経済面でも明るいニュースが続き、岸田首相と面会した米半導体大手エヌビディアのCEOが、日本にAIの研究開発拠点を設ける考えを明らかにしたことも、国産の生成AI開発の後押しにつながり、日本社会には明るい兆しが見え始めたように映ります。1980年代のバブル時代をもう一度と淡い期待を抱いた人たちが労働市場から退出を始める今になって、希望の持てる大波がやって来たのかもしれません。希望は人生にとって欠かせない永遠の真理であり、仮に今時間やお金がなかったとしても、希望があれば理想を失わずに済みます。年を重ねただけでは人は老いず、理想を失うとき初めて人は老いる、という詩人の言葉を思い出します。

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