昨日は白州町の自給自足で暮らすお住まいに伺わせていただきました。セルフビルドの家は電気、水道、ガスといった公共インフラに頼らず計画停電とも無縁です。食糧の大半が自然栽培か物々交換というスパルタンさで、漬物、自ら解体した猪肉のラーメン、干し柿の昼食はまさにプライスレスの贅沢さです。飼育する鳥骨鶏や名古屋コーチンが食卓に上ることもありバランスの良い理想的な食生活です。少し以前の暮らしは、暖をとるにも食糧を得るにも肉体労働を伴いましたが、都市生活者が半数に達した世界で健康を蝕むのは、運動不足と工業的に作られた食品です。経済成長が見込めなくても、消費社会の支出を疑えば人間本来の暮らしを取り戻せると思います。他人軸の贅沢ではなく、あらゆる自然の恵みに感謝し、他人に依存することなく生活にひと手間かける暮らしこそが本当の豊かさでしょう。