週末はサウナの計画地と旅館の跡地を妻に見せるために白河市と西郷村に行き、ついでに奥会津まで足を伸ばしました。600kmほどの一般道を走りましたが、フィアットパンダはカントリーロードの燃費に優れ、総平均は軽油で22km/Lほどと経済的です。このイタリアの大衆車は、本国では陸軍から清貧な生活をする修道女まで、質素な国民の足として広く使われます。働く車は、極めて丈夫で、運転しやすく、燃費が良く、小回りがきき、乗るだけで楽しいことが求められ、それらの条件を満たしていると思います。このフィアットで自分史上最長距離を走るのは、庶民の生活から生まれた美意識とも言える粋を感じるからかもしれません。法定点検以外は洗車もメンテナンスもまるでしないのに、不平など一切言わず、雪道でも荒れた林道でも高い走破力を見せる最小クラスの大衆車と暮らしていると、これみよがしの高級車がいかにも野暮に見えます。