現代の共同浴場

昨日は茨城高萩市にあるアウトドア・サウナ施設のコアミガメを見学しました。サウナ好きと話せば必ず名前の挙がる理由は、築80年の古民家の敷地の裏手にある渓流を水風呂に利用する、野趣あふれる茨城県の秘境とも言える立地にあります。漆喰壁のサウナ室には、パワーがあり過ぎてカタログモデルから落とされた国産ストーブが置かれ、断熱と蓄熱構造により前日の温度が残ります。値段の安いテントサウナに加え、一部の輸入品では価格競争も始まり、サウナはあって当たり前のコモディティになりつつあります。他方でサウナを求めて旅に出るスタイルは定着し、今後の主戦場はドラマチックな水風呂と外気浴ができる限界集落になる気がします。日本では集落ごとに共同浴場を管理する温泉文化が残りますが、那須などでもその数は減る傾向が見られ、サウナがそれに代わるのかもしれません。

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