今も触れられる奇跡

火曜日に高萩のサウナ施設に行く前に、常陸国最古の霊山と言われる御岩山(530m)と竪破山(たつわれさん658.3m)に登りました。御岩山は古代より信仰の山として祀られます。中世より修験の山として栄え、祭祀遺跡が発掘される西側斜面一帯が神域とされます。竪破山も江戸期までは巨石・山岳信仰の山で、山頂付近には黒前(くろさき)神社があり、近くには山の名の由来となり、徳川光圀が名づけた太刀割石があります。花崗岩が風化する過程で、内部に生じる亀裂の間隔が1m以上の岩塊として残るコアストーンは、何らかの力が働いたとしか思えない異様な巨石です。古代の人々が岩座に霊力が宿ると信仰した気持ちが分かります。縄文の時代から祭祀が行われたであろう磐座が、目の前に鎮座し、手を触れられるところに今もあることは奇跡であり、霊山ほど貴重な体験はないと思います。

Translate »