世界一過酷な山岳レースTJAR(Trans Japan Alps Race)3日目は選手全員に追い抜かされたため、コースから外れて三俣山荘キャンプ場から鷲羽山(2,924.4m)を経由して、日本離れした景色の続く北アルプス裏銀座を野口五郎岳(2,924.5m)まで往復しました。首都圏からのアクセスに難点のある北アルプス裏銀座に行くのは初めてです。日本には人知れず美しい自然が残されており、それらを巡る旅にはたいしてお金はかかりません。ただし、手付かずの自然に触れるためには、自分の背負える範囲の荷物で、自力移動により旅をする必要があります。今回の山行でお会いした80歳の女性の肌は若々しく、体力も充実して元気に山を旅していて、周囲が力をもらいました。いくつになっても人の力など借りずに生きていく、と言う心づもりなしにそのような旅を続けることはできないのでしょう。