大衆車の方が幸せ

鹿児島県南部の知覧町まで車で往復し、初日は1,100kmほどを走りましたが、フィアット最小クラスの大衆車でも、以前乗っていた排気量が4倍の車でも遠乗りの快適さや楽しさには違いがないと思います。30年前に乗っていた初代のフィアットパンダは中央道の談合坂の登りでは80km/hを維持するのが精いっぱいでしたが、ほぼ同じ排気量ながらターボを備えた現行車は新東名の多くを占める120km/h区間の流れに乗るのに何のストレスもありません。GT-RやLX600といった国産車は今や2,000万円クラスですが、移動が車の本質であるなら、10倍の値段を払う価値を感じません。小さい車なら制限速度の範囲で走ってもストレスを溜めませんし、運転していることさえ忘れるような快適な車のように眠くなることもありません。高級品になるほどあらゆる商品の限界効用は急速に逓減して行き、変な執着がわかない分大衆車の方が幸せなのかもしれません。

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