昨日は絶好の山日和で西岳、編笠山に登りました。編笠山の山頂は快晴無風で北アルプス、御嶽山、中央アルプス、南アルプスがこれほどはっきりと見渡せる日は今の季節だけです。まだ暗い時間に氷点下12度の屋外に出て行くのは躊躇もしますが、いかなる犠牲を払ってでも来て良かったと思えます。しかし本当の喜びは何と言っても下りのスノーランです。走ることを想定していないのかチェーンスパイクは1シーズン限りの消耗品になりますが、森を抜けて雪の積もったトレイルを駆け下りる快感は比べるものが見当たりません。ゆっくり走るとセロトニンが分泌されるような多幸感に包まれ、スピードを上げると新雪ならスキーのように滑らせることもでき板がないので素早いターンができます。最近スキーに食指が動かないのは、中級スキーヤーにとってはむしろスノーランの方がダイナミックなダウンヒルが楽しめるからかもしれません。下りが楽しいトレイルランニングは、実はウィンタースポーツだったのだと思います。走ることは自由の証であり、いかなる季節より雪のシーズンがダントツに楽しく、永遠の今を生きている!という気分にさえなります。