世界で唯一の理想の車

昨日でフィアットパンダは2年半で3万5千キロを走りました。この3代目フィアットパンダに乗る前に、今から四半世紀ほど前にも初代のフィアットパンダに乗っていた時代があります。製造工程を考慮した直線で構成されたスパルタンなボディーとミニマリズムに通ずるジウジアーロの美しいデザインは芸術の領域だったと思います。他方で現在のフィアットパンダは、ここ新甲子温泉で乗っても、その卓越した雪道走破性や燃費の良さなど、車の機能は素晴らしいのですが、唯一の泣き所はデザインの悪さです。酷さと言っても過言ではないでしょう。

この30年ほどにわたり、自分の車としては12月に買った軽トラックのクリッパーを例外に国産車を買ったことがないのは、そのデザインの悪さでした。しかし今ではそれは過去の話となり、フィアットパンダのデザインランキングを付ければ、昨今の国産2ボックスカーと比較するなら最下位に位置することでしょう。

それでも外車の関税が高く、外車=高級車という刷り込みをされてしまった、私世代にとっては今でも左ハンドルは特別な存在です。左ハンドル、4WD、ディーゼル、マニュアルトランスミッションという私が車に求める四条件を満たす車は世界広しといえども、おそらく日本で入手可能なのはフィアットパンダしかないのです。

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