Uber解禁こそが過疎地の暮らしを守る

今朝も4時過ぎから温泉に入りました。外は地吹雪で浴場の換気扇がうなりを上げて回り、温泉の6、7メートル先にあるブナの大木でさえ霞んで見えなくなります。流せる温泉の湯量は決められているのですが、この時期特有なのかエアの混入が激しく昨夜の3分の1程度の湯量になっています。自然に依存して暮らしているのでやむを得ないことなのですが、現在加温用のボイラーを止めて源泉掛け流しにしているために、湯量の減少は湯温の低下になります。よく言えば一日中入っていられる湯温で、悪く言えば浴槽から去りがたい状況です。

自然に依存しているのは温泉だけではなく、水も剣桂神社の沢から取水しています。写真の手前に小さな沢があり、この沢から取水をしているのはこの甲子高原フジヤホテルとお隣の那須甲子高原ホテルの2軒だけですからそのためだけに水道設備を維持する必要があるのです。かつては12軒の旅館が軒を連ねたという新甲子温泉も、今では4軒の旅館と2軒の民宿を残すだけとなり、いわば過疎化した限界集落同様の問題を抱えています。

自家源泉など温泉や水道を自前で持つ選択肢もありますが、とくに温泉などは数百メートル地下のポンプを数年おきに数百万かけて維持する必要があります。

もうひとつ過疎地で困るのが、移動する権利の確保です。公共交通としては福島交通のバスがありますが、1日3本というのは都会暮らしが長い人間にとってはないのと同義語です。どうしても自家用車に頼らざるを得ないのですが、社会問題化している高齢者ドライバーの問題に直面します。私自身車の運転が好きで、高齢者の運転に対しても肯定的ですが、2、3日前も朝、国道の凍った路面を下っているときに一時停止無視の高齢者ドライバーの車が目前に割り込み胆を冷やしました。確か同じ日だと思うのですが、白河の街の右折レーンを対向のやはり高齢者ドライバーの車が逆走してきました。おそらく対向車線に右折レーンのないところで右折をしたかったのだと思います。こう考えると地方においてはライドシェア、Uberなどの仕組みを全面的に開放すべきだと思います。ちなみにタクシーでホテルから白河の街に出ると片道で5,000円かかります。

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