再び野菜に回帰

野菜の一大産地である長野県に来ると食事は野菜中心になります。ベジタリアンではありませんが、肉より野菜が体に負担がかからないことに気づくと、崇高な理念や思想信条ではなく結果的にベジタリアンになります。他方で感情のコントロールに関連するセロトニン不足からメンタル的に不安定になるとの指摘もあります。しかし「○○を食べねばならぬ」との主張の大半は嘘か極論だと思います。そもそもほとんど何も食べずに健康を維持している人は世界に少なくとも数十万人いることを考えると、全てが矛盾する健康常識より自分が体感する健康実感を信じます。殺生を減らすベジタリアンはドーパミン分泌型食文化とは対照的で、欲を離れようとする精進料理にも通じます。外科医によるとベジタリアンの動脈はきれいで健康的だと言います。ポリフェノールやフィットケミカルは若返り効果や抗がん効果が期待され、体内でビタミンCを合成できない人類は主に果物と野菜から摂取します。国をあげて生活習慣病の克服に取り組む米国では野菜を食べるようになり、1990年代後半になると日米の野菜摂取量は逆転しました。戦後アメリカの食文化を模倣し続ける日本は再び野菜に回帰していくのでしょう。

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