3ヶ月間日本に戻っていた娘が渡英しました。昔なら頻繁に行き来するなど考えられませんが、生活費の高いイギリスにいるよりは、安い航空券で日本に戻る方がむしろ合理的です。疫病によって国境の壁は高くなりましたが、LCCの航空運賃が当たり前の世代は1ドル360円世代と違い、1万km隔てた2拠点居住は普通の感覚かもしれません。関西に住む同じ大学のルームメイトが東京観光で1週間ほど我が家に滞在しましたが、シェアリング世代にとって暮らしと旅行の境界も消えていくのでしょう。4人住まいが昨日から2人住まいになり家は広くなりましたが、お互いにあまり干渉をしないためか、娘が家にいることもいないこともデフォルトです。SNSやスマホを禁じられ月一度の文通しか許されなかった高校時代の留学時も、別段生活の変化はなく娘もホームシックにはならなかったと言います。家族の絆が強いと動脈疾患の発症が低いとされ、最後まで家族と一緒に暮らす高齢者の蘇生事例も報告されます。家族の絆は大切でしょうが一方で過干渉や依存が問題になるケースもあり、お互いの自立あってのことでしょう。