食欲は自らが生み出すストレス

一昨日から2日間断食をしましたが、慣れると苦痛ではなくなり人生における食欲の優先順位は下がっていきます。猿人から人類に至る進化の歴史の大半は狩猟採集生活で、いつでも食べられる飽食社会に人体は適応していません。プラトンやソクラテス、ヒポクラテスを始め多くの賢人が節食の習慣を最良の薬として生きたように、古より言い伝えられる教訓に勝るものはないと思います。現代の最先端医学とてそれを後追いで確認しているに過ぎません。飽食社会の異常さに気づいてもそれを改める人はわずかです。欲望を解放する衝動は人間の自然な反応であり、我慢をするぐらいなら、太く短く生きると言う人もいます。しかし、それは人生を乱暴に生き、与えられた命を粗末にしているに過ぎません。一人のときに断食をすると食欲に悩まされることはなく、嗅覚や視覚などちょっとした外部刺激で食欲は瞬時に戻ってきます。空腹は自明であり多くの人は食欲の正体を深くは考えませんが、食欲の正体は自らが生み出すストレス反応です。外部刺激のない隔絶された環境であれば断食は誰にとっても容易で最も強力な健康増進法になります。

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