人生のドル・コスト平均法

M&Aを手掛けるレコフによると1~9月の会社売却金額は5兆1,645億円と2009年以来のハイペースで前年同期の5倍の金額に当たると報じられます。上場企業が非中核事業や子会社を投資ファンドなどに売却する動きが活発になり、体力のある大企業でさえ生き残りが正念場を迎えているようです。政府支援による中小零細企業の延命措置にも限りがあり、年末から来年にかけて大量廃業が進むと見られます。脳は人類が生き延びるために危険を回避するバイアスが組み込まれていて、人は必要以上に不安や恐怖を感じます。湧き上がる感情をわれわれは止められませんが、選択理論心理学が主張するように、どのように受け止め行動するかは自らの意思により選択できます。この反応選択の自由こそが人類の持つ最強の生き残り策だと思います。値動きの大きいハイリスクの金融商品でも定期的に定額を買うドル・コスト平均法なら長期的にはリスクを分散しながら資産を形成することができます。山高ければ谷深しは人生も同じで、目先の状況に一喜一憂せずコツコツと積み重ねることが大切なのでしょう。

Translate »