衝動のままに行動させる報酬

昨日は妻が通うケーキ教室について行きました。予想していたとは言え糖質制限派から見ると卒倒するほどの砂糖を入れる場面を間近にすると、製造工程を知らずに食べることの恐ろしさを感じます。地方に行くと塩辛すぎて食べられない漬物やおぞましいほどの砂糖を入れるきのこ汁など、食べることをはばかられる食品が今も存在しますが、様々なスィーツが売られる都会も事情は同じです。栄養やエネルギー摂取より美味しさや満腹になることが優先される外食は害食になります。食料が乏しい時代は体脂肪を蓄えることが生存機会を増やし、糖分や塩分、脂肪を求める太古からの本能が現代人の脳を支配します。沖縄の男性が戦後若くして死ぬようになったように、現代人の食生活は人体が環境適応する時間を与えないほど急激に変化し肥満や生活習慣病を増やしました。美味しいものを食べ欲求が満たされたときに感じる幸福感の正体は、遠い祖先が食料を獲得するための原始的モチベーションとなるドーパミンで、この報酬システムは衝動のままに人を行動させて中毒にします。現代の生き残り戦略は脳の欲求を行動につなげない習慣でしょう。

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