昨日は関東以西の太平洋岸で軒並み気温が下がり、東京の日中の気温は12月上旬から中旬並みとされ、八ヶ岳など山間部では昨年より早く初冠雪が記録されました。東京にいると暑いだけの夏も寒いだけの冬も良い季節ではありませんが、降雪期の山の美しさを知ると冬はベストシーズンに変わります。日照時間が短かく太陽の照度が低い冬はセロトニン分泌が減りウィンターブルーで意欲もわかず、日本海側の地域では長期にわたる低気圧により気分が落ち込みがちです。アフリカ大陸など熱帯で生まれた人類は元来寒さに弱く冬は風邪、肺炎、脳卒中、心筋梗塞、高血圧、ガンなどの死亡率が上昇することが知られています。一方、自然の元では冬は満天に輝く星空が美しく、パウダースノーのトレッキングは歩くだけで幸せな気分になり、暖炉の火を眺めると心が落ち着きます。甲子高原のある阿武隈源流においても白一色の世界と静寂が支配する冬の神秘性はベストシーズンと言えます。都会がその華やかさで人々を引きつけ都市文化が発展したように、テレワークにより居住の束縛が解かれると冬は新たな文化を生み出す可能性を秘めていると思います。