週末からイギリスに留学する娘が、毎日日本時間の夕方からZOOMの授業を受けていて、昨日も和気あいあいとした13人のクラスに続き複数の教授陣による200人の授業がありました。リアル、音声・映像、テキストに次ぐ、Web会議という洗練された双方向メディアで最も大きく変わる産業は教育だと確信します。Web会議システムは以前からありましたが、人は慣れ親しんだ習慣に安住するもので、対人接触手段を断たれて教育の世界は大きな転換期を迎えるはずです。米国などで高止まりする学費の問題もこの動きを加速するでしょう。メディアの使い分けの過渡期と言える今、メールやメッセージすべきことを電話し、電話で話すべきことを行間を伝えないテキストで送ってくる人がいますが、より重要な問題はメディア特性に合わせた学びのスキルです。途上国ほど学びへの意欲が高く、高等教育や教材へのアクセスが容易になることで日本人は益々世界との競争にさらされます。働き方改革のミスリードでハードワークを忌避する風潮まで広がればこの国には何が残るのでしょうか。ハードワークを肯定すれば時代錯誤と言われますが、資源もない日本が焼け野原から歴史上類を見ないスピードで復活したのは勤勉さに根ざすハードワークがあったからこそだと思います。