必須項目が欠如している

今年の夏はほとんどエアコンを使わずに過ごしました。地下住戸は想像以上に涼しく東京でも扇風機があればクーラーで身体を冷やすより快適です。しかし自分の部屋がある一階は地下と体感温度が2、3℃違い扇風機のタイマーが切れると寝苦しくて目を覚まします。日中に気温が上がると苦しげなラブラドールをバリカンでサマーカットしました。切り過ぎてもいけないと途中で止めたために、観光客に刈られた羊のようなまだら模様になってしまいました。風通しの良い夏毛なので本来は刈る必要はないのですが、アスファルトに覆われた都市の暑さは過酷です。東京にはあったら嬉しいものがほとんど揃いますが唯一欠けているものは住みやすい温度に調整してくれる自然環境です。一方で何もないように見える田舎の暮らしには数少ない必須項目があります。先日長野県で明け方3時に屋外で空を見上げると満天の星空でしばし時を忘れました。お金を払えば全てを手にできる東京ですが、「こんな時間が欲しかった」としみじみ思えるようなプライスレスの必須項目が欠如していると思います。

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