ドーパミンと脅しの幻想経済

例年なら梅雨明けの今頃は天候の安定する時期ですが、レジャー業界期待の四連休は雨が続く見通しです。世界最大の都市圏からの移動が難しくなり、起死回生のGoToキャンペーンも利権構造が明るみになりました。あらゆる業界が試練に直面する今、ビジネスは転換期を迎えていると思います。脳は利己的でエキセントリックな臓器です。生存本能を発揮する反面中毒や依存で他の臓器や細胞を犠牲にします。多くの業界は脳のこの性質を経験的に知っていてそこにプロモーションを集中してきました。中毒症状を起こす嗜好品やギャンブルはわかりやすい例ですが外食やレジャー産業の多くが購買行動を左右する脳の暴走を利用してきたと言えます。その結果中毒や肥満が蔓延してQOLが低下してもそれは自己責任であり、いまや商業的側面の強い病院でさえその例外ではありません。ドーパミンを活用した商品計画と脅しにより消費者の思考を奪う手口は頻繁に用いられます。両者に共通するのはフォーカシング・イリュージョンと呼ばれる幻想に焦点をあてる方法です。必要ないものを買わせる幻想経済のあり方を見直す時かもしれません。

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