病院に行けないから健康?

首都圏の感染者数増加はK値モデルによれば先週末頃ピークアウトするはずでしたが、その予想曲線よりは上振れしているように見えます。検査数が5月の倍以上でリスクの高い接待業の関係者を重点的に調査すれば夜の街感染が増大するのは道理ですが、マスコミも緊急事態宣言を出せと言う政治家も恐怖を煽ります。日本経済はすでに深い傷を負いその深刻さを目にするのは秋以降になるでしょう。公衆の面前で咳ひとつすることさえ許されず、マスクをしなければ白眼視され、首都圏どころか都市ナンバーの車でさえ自警団が追い払う過剰な反応は良くも悪くも島国日本のエキセントリックな側面かもしれません。日本に関して言えば、手洗いやうがいが徹底されインフルエンザは激減したとされます。トータルの死者数が減り、コロナショックが日本の公衆衛生を改善したと見ることもできそうです。自治体の財政破綻などで病院が無くなると住民が健康になるという皮肉な結果は、コロナが怖くて病院に行けない今の日本にもあてはまるのかもしれません。医療の最前線で感染を食い止める医療従事者の努力を最大限尊重すべきと思う反面、一人一人が健康であるための自助努力が足りなかったことは事実でしょう。

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