組織を殺すエリート

良くも悪くも盛り場に人が溢れ通勤電車にもかつての日常が戻りつつあります。原発事故の後、多くの会社が元の勤務形態に戻したのに対して、今回は原則出社の会社と原則在宅の会社に分かれることが違いだと思います。非効率が露見したオフィスに戻す動きは変革を嫌う人間の本能だと思います。他方で職場環境のみならず、就業形態や企業そのものの意義まで見直し変革に動く企業があります。複業や在宅勤務といった働き方の自由度は今後優秀人材に選ばれる基準になると思います。一括採用、年功序列、終身雇用などの閉鎖的雇用慣行が日本企業を戦後復興させた反面、肩書だけで仕事ができてしまい組織内でしかキャリアが活かせない終身雇用特化型エリートを輩出したことは事実でしょう。あらゆる組織をだめにするのは既得権に固執する終身雇用特化型エリートの存在だと思います。やがて組織は本来の目的よりも組織内の心地よさが優先されるようになり、仕事をするふりがうまい人間や忖度に長けた人間が出世し数代かけて組織を死に至らすのだと思います。

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