安全より安心

東京にいるとマスクの同調圧力を常に感じます。昨日は地方都市に移動してマスクをはずしている人をちらほらと見かけるとホットします。マスクが有効な科学的な根拠や裏付けを聞いたことがなく、一般人が使う限りにおいて百害あって、利はせいぜい二、三割しかないと思います。マスク警察が問題なのはマスクの危険性や正しい使い方の難しさを全く語らず、それらしきものをしているか否かだけを問う視野の狭さです。安全より安心という主客転倒や手段の目的化は日本社会においてよく見られます。クラスター発生の原因は飛沫感染ではなく接触感染の可能性が高いのにその対応は不十分です。企業がリスクマネジメントではなく保身目的にコンプライアンスを唱えるように、より大切なことを平気で見落としていることは問題でしょう。先日某公共施設でエレベーターに乗ると接触感染対策として楊枝を使っていました。楊枝を刺した人が感染していれば無意味ですしこれをやり始めるときりがないのですが、接触感染に目を向ける点は評価できます。言われたこと以上考えようとしないところに日本社会の課題を感じます。

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