最近のストレスはiPhoneがもたらします。勝手に電話をかけたりシャッターチャンスにカメラがフリーズするのは個体の問題としても、音声アシスタントのSiriは時間を聞いても答えない割に、静かにしてほしいときに突然話し始め、人間を困らせるためにいたずらをしているとしか思えない邪魔な機能です。写真を撮るだけなのに無駄にプルダウンメニューを表示してセルフタイマーを起動するなど、人の意に反して動く設計思想にかつてのアップルの姿はありません。ベンチャー経営者でウィンドウズマシンを使っている人を探すのが難しいほど成功したアップルですが、アップルはジョブズと共に死んだと思います。ウィンドウズマシンを使っていても常に一台はマックブックを持つほどアップルに愛着がありますが、それは直感的に動かせてウィンドウズより一工程少ない生産性の高さ故です。今のアップルはAI時代のデバイスについて大きな思い違いをしていると思います。人間らしい葛藤の中で禅に傾斜したジョブズなら、人間を飼いならそうとする今のアップルを嘆くことでしょう。そんなiPhoneは捨てよ、とジョブズが言っているように思えます。