疫病が促す世代交代

世界は進歩と反動というサイクルで営まれ、世間では70年周期説から1,600年周期説まで、経済や社会、文明が一定のサイクルで動くと信じられています。日本を覆うこの四半世紀の閉塞感は反動期であり、利権拡大など自分ファーストになり過ぎた社会が行き着くところまで行ったのだと思います。戦後の日本が焦土の中から世界を代表する経営者を生んだように、ドラスティックな世代交代が必要な時期だと思います。会社の大人たちが今更リモートワークなどと騒いでいるのを横目に若者は以前からICTをごく普通に活かしていると思います。娘を見ていると様々なアプリやWEB上のコンテンツ、ディスタンスラーニングに加えグループラインを使って友達と教え合ったり、競い合ったりしながら勉強をしています。学生時代いかに勉強しなかったかを自慢するおじさん世代とは違い、今は学校以外での学習機会が充実しています。明治維新も敗戦も大胆な世代交代を促しましたが、今の日本を支配するのは高度経済成長期にリスクもとらずに出世した人たちです。役割を終えた生物には速やかな世代交代を促すプログラムが組み込まれていますが、今回の疫病と経済の低迷がその役割を果たすのかもしれません。

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