ニュートロンジャックの再来

ドワンゴが全社員1,000人をコロナ後も原則在宅勤務にすると報道されます。勤務に支障がなく生産性が上がり、人的ストレスと通勤ストレスから開放され、業務と成果が明確になり、オフィスの固定費まで下がるならやらない理由はありません。打ち合わせや営業のための一定のスペースは残すにしても首都圏一極集中の一角が崩れれば職住一体化の流れは後戻りしないと思います。自明の結論でありながらなかなか進まなかったことが疫病により倍速で動き始め、働き方改革が思わぬ方向から進むかもしれません。やらなくても良かった仕事が可視化されてしまえば社内失業者が顕在化し、大恐慌が襲えば企業はなりふり構わぬリストラをする必要が生じます。付加価値のない仕事に従事する社員を大量に雇用しながら企業が利益を出せるからくりが常々疑問でしたが、これらが巨大なシステムに置き換わる可能性があります。雇用を守らないジャック・ウェルチが、建物を壊さず人間のみを殺す中性子爆弾になぞらえ「ニュートロンジャック」と呼ばれた時代が再来するのかもしれません。

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