成長はいつも辛さのあと

トランプ大統領がパールハーバーや911を超える米国への攻撃と述べたように、今世界で起きていることは多くの人にとって未知の出来事です。米国4月の失業率は戦後最悪の14.7%になりました。失業率と男性の自殺は統計的に有意な正の相関関係にあり、失業率が1%上がると日本では10万人あたり25人が自殺すると分析されます。未知の事態にこれまでの経験は役に立たずむしろ有害です。ウィルスと共生する社会では仕事のやり方を変えざるを得ませんが、ひとつのやり方しか知らなければ絶望します。娘がインターンをしている会社のZoom会議は背後で小さな子供の声がしたりいつもなごやかな雰囲気です。しかし会社は新たな産業領域を開拓して急速に成長し、目標もやり方も明確だった昭和の時代の年功序列的なやり方とは異質です。自分が知る会社組織は退屈で窮屈でつまらなく悲惨なまでに愚かな組織に成り下がったのに、そこでのし上がった経営層はそれを改めることができません。人は必要に迫られないと変化ができない生き物で、成長はいつも辛さのあとにやって来ると思います。新たなやり方を発明した企業だけが未来を手にすることができるのでしょう。

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