現代のアリとキリギリス

もう一度組織で働く自分の姿を想像できませんが、組織人には素晴らしい点がたくさんあります。最大のメリットは群れに居たほうが大きな獲物にありつけ生き残れる可能性が高まることだと思います。資金的余裕のない中小零細事業者はウィルス騒動など起こればひとたまりもなく、借金を抱えていればさらに悲惨です。組織人かフリーランスかはアリとキリギリスの話に似ています。アリのように働く組織人はどこまでも管理され、命令には逆らえず、だれかに忖度し、自分を押し殺して生きます。フリーランスのイメージは気楽な商売で、スーツを着ず、満員電車に乗らず、嫌なことをせず、職場のストレスとも無縁です。要は組織人という保険に入るか否かだと思います。保険事故が起きたときにお金が必要な人にとって保険料は必然です。一方で日本の素晴らしいところは無一文になってもそれがすぐに死に直結しないことで、場所を選ばなければただで住居を手に入れることも可能です。限界費用ゼロ社会をセーフティーネットと考えるなら組織のメンバーになるために支払う保険料は割に合わないと感じるかもしれません。若い人達がベンチャーやスタートアップに流れる背景も同じだと思います。

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