老後は存在しない

卒業旅行で娘が滞在していたルワンダが「アフリカ随一のICT立国」というのはマーケティング上の枕詞らしく実際には貧しさが目立つと言います。ボランティアをしていた小学校や幼稚園では栄養失調の子供が多いそうです。食べられない生活が不幸なら、嗜好性に任せて好きなだけ食べる生活も不幸です。お金に窮すれば不幸ですが、いくら稼いでも足りない欠乏感も不幸です。お金に対する考えが変わったのは第二の人生を始めてからです。終身雇用が続いた日本では第二の人生は長らく「老後」を指しましたが、脱サラや転職、リタイア、余生とも異なります。第一の人生が衣食住の充足と子供を育てることなら、第二の人生は群れ(社会)への貢献と自己の興味の探求でしょう。まわりには第二の人生のロールモデルになる人がいますが、多くは第一の人生とは違う仕事を持ちます。稼ぐことのプライオリティは下がりますので、やりたいことをやりたい人とやり自由に働きます。肩書を使って威張る必要もありませんから年代性別を問わず友人が多いことも特長でしょう。50歳前後で更年期を迎え人体が変わるように生き方も改める必要があると思います。天下りや名誉職で第一の人生の価値観を引きずって生きる老害が哀れに見える時代が来るのでしょう。

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