老大国の生き残る道

卒業旅行でルワンダに行っていた娘を迎えに成田に行きました。高校の卒業式がキャンセルになりビザ有効期限まで滞在を延ばし1ヶ月ぶりの帰国です。赤道に近い人口1,200万人の小国がアフリカの奇跡と呼ばれる経済成長を続けICT分野で投資家から注目を集めていると言います。ルワンダといえばわずか100日の間に人口の1割に当たる80万人~100万人が殺害されたジェノサイドの悲劇を思い出しますが、AI、IoT、GISなど最先端テクノロジーを駆使したスタートアップのメッカとは知りませんでした。アフリカのシンガポールと呼ばれるポール・カガメ大統領の独裁政治は、マスク転売が問題になると翌日には罰則が適用されるスピード感だそうです。一方で成田空港のWi-Fiは人がほとんどいないのに実用にならず今でも未開国のままです。地下資源に恵まれず港を持たない内陸国を逆手に取るルワンダの躍進を見ていると、十分に恵まれながら大半の国民が抵抗勢力にまわり国ごとゆでガエルになりつつある極東の老大国にも生き残る道があると思えてきます。

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