不況期に真価を発揮するリーダー

新型ウィルスショック以来景気の失速を印象づけるニュースが目につくようになり、昨日都心の繁華街を歩いても普段は行列を作る店には人影すらなく、呼び込みをする店もありますが通りを歩く人もまばらな印象です。乱高下した新型ウィルス関連株のように人は過剰反応をしがちで、相次ぐリストラのニュースを聞けば個人消費は一気に冷え込みます。日本の重要施策の一つでありインバウンドで盛り上がっていた観光産業は日韓関係の悪化以降下方修正を与儀なくされていたところに大きな打撃を受け、供給量が増えたホテル業界では投げ売りが始まりました。日本にとっての不幸はオリンピック開催国が不況になるというジンクスです。使い道のないオリンピック関連施設は過剰投資となり、世界からの来客を見込んでいた民間投資にもその反動が現れます。デフレ不況下の日本では何をやっても損をするように思えてしまい、目の前にあるビジネスチャンスを見落とします。嵐が過ぎ去るのを待とうと考えると思考は停止しますが、独創的な業態開発など新たなイノベーションは不況期に生まれます。優れたリーダーとは困難な時期にこそ真価を発揮するものでしょう。

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