昨日は1年ほど不調の続く腰を診てみらいました。この一年間病院や治療家にかかりましたが、呼吸、歩き方、座り方など体の使い方のアンバランスで腰に負担がかかるという説明は納得できます。治療や施術により一時的に症状が改善しても普段の体の動かし方が変わらなければ再発します。日頃バランスボールに座っていると姿勢を安定させるために深く座りがちで、その結果骨盤が寝てしまうという説明は身に覚えがあります。レントゲン写真を見ると背骨が片側に湾曲していますが腰痛の原因は複合要因だと思います。人を診ずに検査数値や画像を見る現代医学は、症状が起きた原因を探求せずに標準治療を施そうとしますが治療法は一つではないはずです。金槌を持てばすべてが釘に見えるように専門家の多くは、目の前にいる患者が普段どのように体を使っているかを見ていません。都市的なライフスタイルにより現代人は人体の設計仕様にあった正しい体の使い方をしておらず、座り方など日常的な体の使い方が原因になる腰痛こそ典型的な生活習慣病でしょう。一方で人に依存して治療に参加しようとしない患者の側にも問題があり、海外の病院では医療の専門書を集めた図書館を併設するところもあります。海外のオフィスではスタンディングデスクや浅く腰掛けるカウンターチェアーが目立ちますが、日本人は今でもイスに安楽さを求める傾向があり腰痛を増やしていると思います。