働くことは生命力をみなぎらせる

新年を迎え早くも3週間が過ぎ昨年末から遅くなり始めた日没に次いで、先週から日の出時刻が早くなります。東京の日の出は6月中旬に向けて早くなっていきますので本格的な寒さを前にすでに冬が終わった感覚です。季節が変わるとき人は自然界に生かされていることを感じます。決まった回数季節が巡るとテロメアが細胞分裂の回数をカウントしていてやがて死に至ります。一方で人間は不自然なものに囲まれて生きていてその典型が消費だと思います。人は買うことで幸せを手に入れようとしますが、最高を求めることが序列化を生み執着につながります。われわれの目はより良い理想の消費を求めて外部にばかり注目し自分自身と分断している弊害を見落とします。幸せは社会や他人に認めてもらうことではなく自分が基準なのに序列を無効化することはできません。人生の気晴らしでしかない買うことに執着するうちに人生の持つ重要な価値を見失い、欲望を満たすために物財を消耗する行為の虚しさは人生の息苦しさにつながります。人は価値を作り出す、すなわち働くことでしか生命力をみなぎらせることができないのだと思います。

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