こここそが自分の居場所

昨日は夢からうなされて目が覚めました。営業を休止して2年弱の旅館の資金繰りに行き詰まる夢で、登場人物は見知らぬ人なのに妙に細かい数字のやり取りでリアリティがあります。めったに夢を見ませんが見るのはいつも気の重くなる内容で、起きたときに夢で良かったと感謝します。感謝の感情はドーパミンやエンドルフィンが分泌され海馬の機能を向上させ、ミトコンドリアを活性化し若返りや長寿に良い影響があるとされます。今自分が置かれた状況から最大の満足感を引き出す感謝は、欲のエスカレートを止めてくれます。最も貧しい大統領として知られるホセ・ムヒカは長年刑務所の床で眠り、マット一枚を与えられただけでその夜は幸せな気持ちになれたと述懐します。カルロス・ゴーンのような人たちが望む贅沢な暮らしは、無駄に時間を取られ、わずらわしさを呼び込み、しがらみに束縛されるだけだと思います。贅沢と対極の世界とも言える山にいる時はおにぎり一つ、煎餅一枚に感謝し美味しく食べることができます。世間には終わりのない消費ゲームに取り憑かれた貪欲さばかりが目に付きますが、こここそが自分の居場所と思えることが幸せなのでしょう。

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