空腹は気の所為

この2日ほど食事を抜きましたが食べないと使える時間が増えます。体を休ませリラックスする最良の方法は断食だと思います。食べると消化活動に多くのエネルギーを使い代謝がおろそかになります。人間の体は美味しい料理もダイエットプログラムもない時代に適応していますから食べることは一種の自傷行為ですが、食欲という脳が操る邪念からは自由になれません。三食規則正しく食べることを推奨する意見もありますが、人類の遠い祖先は運や自然任せの食料がいつ手に入るか分からない生活を続けてきたはずで、三食食べられる生活を始めたのは最近です。人間の体が定期的に食べる生活に適応していないからこそ、長寿遺伝子が働くのは飢餓状態に限られます。食べ物を見つける可能性を高めるために嗅覚が鋭くなるように断食中は人間の五感が敏感になります。美食を語る人が多い反面、食べないことの幸せや豊かさについて知る人は少数です。美味しい食事、美しい景色、温泉は旅行の三種の神器ですが、食事をしないことなど考えられないのは、思い込みにとらわれその可能性を試さないからだと思います。断食は苦行ではなく自分の体と向き合うリラクゼーションであり、食べないことの静けさこそ非日常の贅沢だと思います。

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