勢いよく人生を終える

昨日は義理の父の家に行き、預けてある娘の荷物を整理しました。中から11歳の時に娘が自分宛に書いた「17歳の私へ」という手紙が出てきて、17歳を迎えた今の生活は手紙を書いた当時の予想よりドラマティックなようです。生涯現役が理想の自分も6年後、さらに6年後に何をしているか考えます。エクセルに日記を付けているので、昨年の今日、10年前の今日に戻ることができ、当時は何を感じていたのか思い起こします。誰しも若くして成功し悠々自適の後半生を理想にします。会社の売却などで多額の金を手にする若い起業家を見るとうらやましくもありますが、その可能性を絶たれている自分のロールモデルはKFCのカーネル・サンダースです。どの業界にも遅咲きの起業家がいることは希望を持てますが、40種に上る職を転々とした後65歳で無一文になり、90歳でこの世を去るまでケンタッキーフライドチキンの顔として活躍する壮絶な人生の右に出る者はないでしょう。人生が100年あるなら生き急ぐ必要もなく、前半に成功して除々に生命力をすり減らして消え入るよりは、後半にクライマックスが来る遅咲きの方が勢いを保ったまま人生を終えることができると思います。

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