教科書と情熱

日本工学院の授業ではスポーツ関連企業のケースを使います。昨年扱ったライザップの事例では博打的な広告宣伝費などのリスキーな体質と体力を超えた成長追求、現代の教科書には書かれていないコングロマリット理論などの問題を取り上げたあとに一連の問題が噴出し業績が失速しました。失敗事例として用いたアンダーアーマーはアスレジャーブームで成長したあとアマゾンエフェクトにより頼みの流通チャネルを破壊され失速したように、外部環境変化への対応を誤ったケースだと思います。よく取り上げるのはプロ野球やJリーグ、B.LEAGUEなどの赤字企業を再生する新興企業のケースです。企業再生に成功する企業の共通点は教科書通りセオリー通りに、あとは情熱をもって地道に取り組むことだと思います。学ぶは真似ぶで先行する成功事例を正しくベンチマークすることは有用だと思います。成功する企業でも教科書から逸脱することがありますが、それは勝率の高い賭けであったり説明がつくものです。結局のところ一番の成功の源泉は情熱で、自分が好きで社会的な意義があり、マネタイズできることなのだと思います。

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