平穏だけでは生きられない

最高値を記録するニューヨーク株式市場を見ているといつか来た道を思い出します。バブル経済崩壊のときは誰もが異常を感じながらゲームから降りようとはしない熱狂がありました。来年のオリンピック・パラリンピックが決まった2013年当時から2019年経済ピークアウト説が囁かれていて経済の変調を示すニュースも聞こえ始めました。しかし、未来への不安や過去の失敗にとらわれていると人間は行動を起こせなくなります。人が後悔をするのは失敗そのものではなく、ベストを尽くさなかったことだと思います。人体が複雑なのは平穏無事な生活を願いながら、そのような生活をしているとドーパミンが減少しやがて喜びに対しても無感動になります。未知なるものへの恐怖心があってこそ達成感や幸福感は生まれるはずです。以前は楽ができる生活を目標にしていましたが、定年退職などでその目標が達成されてしまうと無気力な状態に陥り、ドーパミンが作れないパーキンソン病になることもあります。人類の歴史がそうさせるのか人間は平穏なだけでは生きられない生物なのだと思います。

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