見直すべき人生のタイムライン

日本老年学会と日本老年医学会は高齢者の定義を65歳から75歳以上に見直すべきとの提言をしています。年金受給や定年を遅らせたい意図もあるのかもしれませんが、身体状況や活動能力は10~20年前と比べて5~10歳の若返りが見られるとされます。自分の印象では地方に行くと元気なお年寄りに会う機会が多く、那須湯本温泉の鹿の湯で会う80代の男性は現役で働いていて車も運転しますし、新潟の民宿では94歳の元気な女性が食事を作り送迎のマイクロバスを運転する75歳の男性は若者と呼ばれていました。都会の80代が働くと例外的とみなされますが、田舎に行くと仕事と言わなくても体を動かす役割があります。世界の多くの国が65歳以上を高齢者と定義しますが、人間はラベリングにより評価を固定し判断基準にしますから感覚的には80歳ぐらいからで良いと思います。老いという言葉がネガティブに受け取られる日本では「年だから体が悪くなって当たり前」と想起します。人体は良好な環境であれば120歳程度まで生きられるとされますので、100年時代が身近になった今人生のタイムラインを抜本的に見直すべきだと思います。

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