昨日は日米ホスピタリティ関連の教育関係者のセミナーに出ました。日本人のスピーチは失言を恐れてか原稿に目を落としたままで、一方天性のショーマンなのか訓練をされているのか米国人のスピーチには人を引き込む力があります。日本人留学生もアメリカに行くとオープンな性格に変わるようで、おそらく日本の閉鎖的環境が棒読みスピーチの元凶でしょう。ホスピタリティ関連の職場が高いサラリーを期待できない事情はアメリカでも同じらしく、上級管理職になるマネジメントスキルを身に付けるとか、不動産や投資分野などより稼げるスキルを身につける、ライフスタイルとして割り切るなど、どこか歯切れが悪い印象でした。観光立国政策で4,000万人のインバウンドを呼べても民間企業が8兆円の売上を稼ぎ出すのは不可能というデービット・アトキンソン氏の指摘は関係者に耳の痛い話です。昨日のテーマはホスピタリティ産業の人材育成で、高度な教育を受けた人材の不足が指摘されていましたが、企業が魅力あるビジネスモデルで十分なサラリーを払える体質に変わらない限りホスピタリティ産業が人材を呼び込むことは難しく鶏と卵の因果のジレンマに陥りそうです。