忙しいときほど山に行く

消費増税を静かに始めたい政府にとってワールドカップの熱狂は心強い存在です。増税しても可処分所得が増えるなら問題はなく付加価値生産性の向上が日本の課題です。仕事の生産性が最優先なら淀んだ空気の執務室ほどふさわしくない場所はないと思います。リモートワークが技術的に可能になってから四半世紀が過ぎてもいまだに産業革命当時の匂いのするオフィスで働く習慣は変わりません。パタゴニアの経営で有名なのは「社員をサーフィンに行かせよう」というメッセージです。日本支社が鎌倉から戸塚に移り本当にサーフィンに行けるかは疑問ですが、福島で毎朝のように山に登るとこれが単なるスローガンや誇張ではないことが分かります。忙しいときほど自然の元に出かけ運動をすべきだと思います。早朝の森の澄んだ空気を吸いながら高度を上げていくと歩く瞑想になり、下りはリズミカルに駆け下りると脳の血流が上がります。標高差1,000m程度の山なら2、3時間で往復でき、山頂を踏むプチ達成感が一日の仕事を始めるきっかけになります。運動をし過ぎると疲れて肝心の仕事ができなくなりますので、運動量の見極めは重要です。惰性的な仕事に給料を払う余裕があるうちは、パフォーマンスを最大化する職場環境や脳の活性化と言った議論は無用なのかもしれません。

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