不調の手がかりは内側に

年初からしびれるような腰痛が気になっていて、スーツを着ている頃ならその異変に気づいたのですが、半年ぶりに体重計に乗ると4、5kg増加していました。現代人を悩ます体調不良の多くは原因不明の不定愁訴とされ、医師からはストレスや疲れといった曖昧な説明を受けます。大半の不調は人体のデフォルトから逸脱した生活への警告で、その原因は食べすぎ、運動不足、サーカディアンリズムを無視した生活の3つに収束します。これらは、更年期以降に襲ってくる様々な不調と生活習慣病の主犯であり、商業主義優先の間違ったライフスタイルが奨励される社会では誰にとっても無縁ではありません。産業が誘惑する快楽と安楽を断ち切り、食べないことや運動をすることを我慢ではなく、そこに快を見出すことは簡単ではないように見えます。しかし、一見複雑に見える人体は、実は非常にシンプルな法則に基づいて動いていて、体が戻るべき本来の居場所である生体恒常性のデフォルト状態さえ理解してしまえば、糖質過剰社会における食欲の嘘や、安楽さを求める生活の不健全さ、スマホ依存の健康被害の深刻さを体が直感的に理解します。人は外から不調を治そうとしますが、治す手がかりはいつも自分の内側にあると思います。

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