不健康な偽の食欲

先月インドに行った娘によると、衛生的な問題なのかインドでは8月に肉を食べない人が多いそうです。菜食の人が多く1人あたり年間3kgと世界最低の肉消費量のインドですが、エアインディアでは残されることが多い国内線エコノミークラスの肉の提供を中止したといいます。肉が腸内環境を悪化させることは便を観察していれば明らかです。雑食性の人類は肉も食べてきましたがそこには節度が必要で、年を取ったら肉を食べろといった肉食礼賛は間違いだと思います。多くの宗教が伝統的に肉食を制限していることも長年の知恵でしょう。肉食をしなかった時期もありますが、今は食べたいものを食べる主義です。正常な食欲は自分の体に必要な栄養素を欲しますが、グルメブームが加熱した飽食社会では正常な食欲が失われていることが問題です。世間の中年男性のお腹を見れば3、4割食べ過ぎ説には説得力があります。本当の食欲は体に必要な栄養素と適量を判断できますが、注意深く食欲を観察しなければ見過ごしてしまいます。パブロフの犬のように昼休みにお腹が空くのは条件反射ですし、料理の匂いで喚起される食欲も偽の食欲です。

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