限界効用逓減の法則を隠す消費社会

日本工学院に行く木曜日は自動車を運転します。当時は誰もがそうだったように16歳から原付きに乗り始め、40年ほど運転をしていますが、今乗るフィアットがエポックメイキングなのは初めて車を小さくしたことです。排気量は4分の1になり、燃料費は6分の1になりました。車が小さくなると自分が主体的に動かす身体感覚が蘇り、乗せられている感じの大型車より楽しめます。最初の車は叔父からもらったすでに10年落ちになっていた1970年代初期の三菱初代コルトギャランのベーシックモデルです。最初の車がクーラーもないスパルタンな車だったから運転に集中でき、今でもプリミティブな運転の魅力を求めます。その後排気量を上げていき、500ccのバイクや4,500ccの車に代わっても、初めて原付きや車を運転した爽快さを超えることはありません。誰もが感覚的に本音の部分では分かっている限界効用逓減の法則がバレることを産業側は恐れ、消費者もその事実を認めたくないのだと思います。
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